30秒でわかる答え
不確定な事象・確率の意味で「試行」が問われ、一つの結果の区別方法を決め、漏れ・重複なく全体と事象を数える型。 最初の一手は「区別・順序・重複と同様に確からしい結果を決める」。答えを出したら、「標本空間の分母と重複」という間違いがないかを確認します。
なぜそうなる?
試行では、なぜこの手順から始めるの?
確率の分母と分子は、同じ基準で区別した結果を数える必要があります。最初に標本空間を決めると、漏れと重複を同時に防げます。
ここだけは押さえる4点
- 01
不確定な事象・確率の意味で「試行」が問われ、一つの結果の区別方法を決め、漏れ・重複なく全体と事象を数える型。
- 02
最初にすること:区別・順序・重複と同様に確からしい結果を決める。
- 03
目標:場合の数、確率、期待される値まで、根拠をつないで示す。
- 04
見直し:「標本空間の分母と重複」という間違いがないか、元の条件へ戻って確かめる。
考え方がつながる例題3問
不確定な事象・確率の意味の入口問題
同じコインを200回投げると表が112回出ました。この実験から表の出る確率を推定し、同じ条件で500回投げると表は約何回出ると予想できるか求めなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント112÷200を先に計算します。
- 表の相対度数は112÷200=0.56。
- 推定確率を0.56とする。
- 500×0.56=280。
答え推定確率0.56、約280回
確かめ280÷500=0.56となり、観測した相対度数と一致します。
同じ問題を、定義から考える
【問題文をもう一度】同じコインを200回投げると表が112回出ました。この実験から表の出る確率を推定し、同じ条件で500回投げると表は約何回出ると予想できるか求めなさい。 この問題で使った「試行」の定義・性質を説明しなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント答えの計算ではなく、なぜその手順を使えるかを言葉にします。
- 表の相対度数を求める。
- 相対度数を実験による確率とみなす。
- 500回に推定確率を掛ける。
答え多数回の試行では、ある事象の相対度数をその事象の確率の推定値として使えます。
確かめ定義と最初の一手「区別・順序・重複と同様に確からしい結果を決める」がつながっているか確認します。
問題文の条件へ答えを戻す
【問題文をもう一度】同じコインを200回投げると表が112回出ました。この実験から表の出る確率を推定し、同じ条件で500回投げると表は約何回出ると予想できるか求めなさい。 得た答えが、問題文のすべての条件を満たすことを確かめなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント「標本空間の分母と重複」が起きていないか、元の数・式・図へ戻します。
- 区別・順序・重複と同様に確からしい結果を決める
- 推定確率を0.56とする。
- 500×0.56=280。
- 答えを問題文の条件へ戻す
答え推定確率0.56、約280回
確かめ280÷500=0.56となり、観測した相対度数と一致します。
基礎→標準→発展の3段階演習
【問題文】同じコインを200回投げると表が112回出ました。この実験から表の出る確率を推定し、同じ条件で500回投げると表は約何回出ると予想できるか求めなさい。
答えと解説
112÷200を先に計算します。 280÷500=0.56となり、観測した相対度数と一致します。
【同じ問題を説明する】同じコインを200回投げると表が112回出ました。この実験から表の出る確率を推定し、同じ条件で500回投げると表は約何回出ると予想できるか求めなさい。 計算前の判断を三つ、順番に書きなさい。
答えと解説
多数回の試行では、ある事象の相対度数をその事象の確率の推定値として使えます。
【同じ問題を検算する】同じコインを200回投げると表が112回出ました。この実験から表の出る確率を推定し、同じ条件で500回投げると表は約何回出ると予想できるか求めなさい。 「試行」の定義と問題文の条件を使って、答えが正しい理由を説明しなさい。
答えと解説
「標本空間の分母と重複」を避け、答えを元の条件へ戻すところまでが解答です。
間違いを、理由から直す
標本空間の分母と重複
答えだけを消してやり直すのではなく、最初の一手「区別・順序・重複と同様に確からしい結果を決める」へ戻ります。条件を図・表・式へ書き直し、どの行で条件が失われたかを特定してください。
見直しの合言葉
入力の条件、途中の根拠、出力「場合の数、確率、期待される値」の三つがつながっているかを確認します。
よくある「なぜ?」
試行は何を覚えればよい?
答えの形だけでなく、「区別・順序・重複と同様に確からしい結果を決める」という最初の判断と、その理由をセットで覚えます。
途中で分からなくなったら、どこへ戻る?
問題文の条件と、求めるものを分けて書きます。その後「「試行」または同じ条件が現れる」があるかを確認してください。
できたかどうかは、どう判断する?
初見の類題で初手を自分で選び、「標本空間の分母と重複」を避けて理由まで説明できれば合格です。