数強塾MATH ATLAS

中2 / データの比較 / 箱ひげ図

まず、この問題から。問題文データ 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 14 の第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数と四分位範囲を求めなさい。

箱ひげ図

箱の端・中央値・ひげを五数要約へ対応させ、集団を比較する型。 最初の一手は「昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く」。答えを出したら、「箱の幅を度数、ひげ全体を四分位範囲と読む」という間違いがないかを確認します。

見抜き方
箱の端・中央値・ひげを五数要約へ対応させ、集団を比較する型。
最初の一手
昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く
求めるもの
五数要約、四分位範囲、比較の根拠
典型的な罠
箱の幅を度数、ひげ全体を四分位範囲と読む
到達レベル
基礎〜教科書標準
記事状態
要点・例題・演習 公開済み
01 / QUICK ANSWER

30秒でわかる答え

昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く

箱の端・中央値・ひげを五数要約へ対応させ、集団を比較する型。 最初の一手は「昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く」。答えを出したら、「箱の幅を度数、ひげ全体を四分位範囲と読む」という間違いがないかを確認します。

「箱ひげ図」または同じ条件が現れる表・グラフ・標本が与えられる複数集団を比較する
02 / WHY?

なぜそうなる?

WHY

箱ひげ図では、なぜこの手順から始めるの?

データはまとめると全体像が見える一方、細部の情報は失われます。目的に合う指標とグラフを選び、『言えること』と『言い切れないこと』を分けるのが大切です。

03 / CORE POINTS

ここだけは押さえる4点

  1. 01

    箱の端・中央値・ひげを五数要約へ対応させ、集団を比較する型。

  2. 02

    最初にすること:昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く。

  3. 03

    目標:五数要約、四分位範囲、比較の根拠まで、根拠をつないで示す。

  4. 04

    見直し:「箱の幅を度数、ひげ全体を四分位範囲と読む」という間違いがないか、元の条件へ戻って確かめる。

04 / WORKED EXAMPLES

考え方がつながる例題3

例題 1 / まず解く

データの比較の入口問題

データ 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 14 の第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数と四分位範囲を求めなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント下位は2,4,5,7、上位は8,10,12,14です。

  1. Q1=(4+5)÷2=4.5。
  2. Q2=(7+8)÷2=7.5、Q3=(10+12)÷2=11。
  3. 四分位範囲は11−4.5=6.5。

答えQ1=4.5、Q2=7.5、Q3=11、四分位範囲6.5

確かめQ1≤Q2≤Q3、すなわち4.5≤7.5≤11となっています。

例題 2 / 定義へ戻る

同じ問題を、定義から考える

【問題文をもう一度】データ 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 14 の第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数と四分位範囲を求めなさい。 この問題で使った「箱ひげ図」の定義・性質を説明しなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント答えの計算ではなく、なぜその手順を使えるかを言葉にします。

  1. 8個の中央二つから第2四分位数を出す。
  2. 下位4個と上位4個の中央値を求める。
  3. 第3四分位数から第1四分位数を引く。

答え四分位範囲は第3四分位数Q3と第1四分位数Q1の差Q3−Q1です。

確かめ定義と最初の一手「昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く」がつながっているか確認します。

例題 3 / 検算する

問題文の条件へ答えを戻す

【問題文をもう一度】データ 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 14 の第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数と四分位範囲を求めなさい。 得た答えが、問題文のすべての条件を満たすことを確かめなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント「箱の幅を度数、ひげ全体を四分位範囲と読む」が起きていないか、元の数・式・図へ戻します。

  1. 昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く
  2. Q2=(7+8)÷2=7.5、Q3=(10+12)÷2=11。
  3. 四分位範囲は11−4.5=6.5。
  4. 答えを問題文の条件へ戻す

答えQ1=4.5、Q2=7.5、Q3=11、四分位範囲6.5

確かめQ1≤Q2≤Q3、すなわち4.5≤7.5≤11となっています。

05 / PRACTICE

基礎→標準→発展の3段階演習

Q1基礎

【問題文】データ 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 14 の第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数と四分位範囲を求めなさい。

答えと解説
Q1=4.5、Q2=7.5、Q3=11、四分位範囲6.5

下位は2,4,5,7、上位は8,10,12,14です。 Q1≤Q2≤Q3、すなわち4.5≤7.5≤11となっています。

Q2標準

【同じ問題を説明する】データ 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 14 の第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数と四分位範囲を求めなさい。 計算前の判断を三つ、順番に書きなさい。

答えと解説
8個の中央二つから第2四分位数を出す。 → 下位4個と上位4個の中央値を求める。 → 第3四分位数から第1四分位数を引く。

四分位範囲は第3四分位数Q3と第1四分位数Q1の差Q3−Q1です。

Q3発展

【同じ問題を検算する】データ 2, 4, 5, 7, 8, 10, 12, 14 の第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数と四分位範囲を求めなさい。 「箱ひげ図」の定義と問題文の条件を使って、答えが正しい理由を説明しなさい。

答えと解説
Q1=4.5、Q2=7.5、Q3=11、四分位範囲6.5。Q1≤Q2≤Q3、すなわち4.5≤7.5≤11となっています。

「箱の幅を度数、ひげ全体を四分位範囲と読む」を避け、答えを元の条件へ戻すところまでが解答です。

06 / ERROR CLINIC

間違いを、理由から直す

箱の幅を度数、ひげ全体を四分位範囲と読む

答えだけを消してやり直すのではなく、最初の一手「昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く」へ戻ります。条件を図・表・式へ書き直し、どの行で条件が失われたかを特定してください。

見直しの合言葉

入力の条件、途中の根拠、出力「五数要約、四分位範囲、比較の根拠」の三つがつながっているかを確認します。

07 / QUESTIONS

よくある「なぜ?」

箱ひげ図は何を覚えればよい?

答えの形だけでなく、「昇順を確認し、最小・Q1・中央値・Q3・最大を置く」という最初の判断と、その理由をセットで覚えます。

途中で分からなくなったら、どこへ戻る?

問題文の条件と、求めるものを分けて書きます。その後「「箱ひげ図」または同じ条件が現れる」があるかを確認してください。

できたかどうかは、どう判断する?

初見の類題で初手を自分で選び、「箱の幅を度数、ひげ全体を四分位範囲と読む」を避けて理由まで説明できれば合格です。