30秒でわかる答え
起こり得る結果全体を、同じ粒度で定義する型。 最初の一手は「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」。答えを出したら、「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」という間違いがないかを確認します。
なぜそうなる?
分母の標本空間を確認では、なぜこの手順から始めるの?
確率の分母と分子は、同じ基準で区別した結果を数える必要があります。最初に標本空間を決めると、漏れと重複を同時に防げます。
ここだけは押さえる4点
- 01
起こり得る結果全体を、同じ粒度で定義する型。
- 02
最初にすること:1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する。
- 03
目標:標本空間と事象の要素数まで、根拠をつないで示す。
- 04
見直し:「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」という間違いがないか、元の条件へ戻って確かめる。
考え方がつながる例題3問
場合の数と確率の入口問題
区別できる2個の公平なさいころを同時に投げます。出た目の和が8になる確率を求めなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント(2,6)から(6,2)までを順に挙げます。
- 全結果は6×6=36通り。
- 和が8は(2,6),(3,5),(4,4),(5,3),(6,2)の5通り。
- 確率は5÷36=5/36。
答え5/36
確かめ5通りに重複はなく、5/36は0以上1以下です。
同じ問題を、定義から考える
【問題文をもう一度】区別できる2個の公平なさいころを同時に投げます。出た目の和が8になる確率を求めなさい。 この問題で使った「分母の標本空間を確認」の定義・性質を説明しなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント答えの計算ではなく、なぜその手順を使えるかを言葉にします。
- 全結果を順序つきの組で数える。
- 和が8になる組を漏れなく挙げる。
- 有利な場合の数を全場合の数で割る。
答えすべての結果が同様に確からしいとき、確率は該当する場合の数÷全場合の数です。
確かめ定義と最初の一手「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」がつながっているか確認します。
問題文の条件へ答えを戻す
【問題文をもう一度】区別できる2個の公平なさいころを同時に投げます。出た目の和が8になる確率を求めなさい。 得た答えが、問題文のすべての条件を満たすことを確かめなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」が起きていないか、元の数・式・図へ戻します。
- 1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する
- 和が8は(2,6),(3,5),(4,4),(5,3),(6,2)の5通り。
- 確率は5÷36=5/36。
- 答えを問題文の条件へ戻す
答え5/36
確かめ5通りに重複はなく、5/36は0以上1以下です。
基礎→標準→発展の3段階演習
【問題文】区別できる2個の公平なさいころを同時に投げます。出た目の和が8になる確率を求めなさい。
答えと解説
(2,6)から(6,2)までを順に挙げます。 5通りに重複はなく、5/36は0以上1以下です。
【同じ問題を説明する】区別できる2個の公平なさいころを同時に投げます。出た目の和が8になる確率を求めなさい。 計算前の判断を三つ、順番に書きなさい。
答えと解説
すべての結果が同様に確からしいとき、確率は該当する場合の数÷全場合の数です。
【同じ問題を検算する】区別できる2個の公平なさいころを同時に投げます。出た目の和が8になる確率を求めなさい。 「分母の標本空間を確認」の定義と問題文の条件を使って、答えが正しい理由を説明しなさい。
答えと解説
「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」を避け、答えを元の条件へ戻すところまでが解答です。
間違いを、理由から直す
同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える
答えだけを消してやり直すのではなく、最初の一手「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」へ戻ります。条件を図・表・式へ書き直し、どの行で条件が失われたかを特定してください。
見直しの合言葉
入力の条件、途中の根拠、出力「標本空間と事象の要素数」の三つがつながっているかを確認します。
よくある「なぜ?」
分母の標本空間を確認は何を覚えればよい?
答えの形だけでなく、「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」という最初の判断と、その理由をセットで覚えます。
途中で分からなくなったら、どこへ戻る?
問題文の条件と、求めるものを分けて書きます。その後「「分母の標本空間を確認」または同じ条件が現れる」があるかを確認してください。
できたかどうかは、どう判断する?
初見の類題で初手を自分で選び、「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」を避けて理由まで説明できれば合格です。