30秒でわかる答え
微分法で「不等式の証明」が問われ、未知量の値・範囲・解の個数を、同値変形と条件管理で決める型。 最初の一手は「定義域と係数条件を書き標準形へ直す」。答えを出したら、「同値でない変形と不適解」という間違いがないかを確認します。
なぜそうなる?
不等式の証明では、なぜこの手順から始めるの?
左右に同じ操作をするのは、つり合いを保ったまま未知数だけを取り出すためです。途中式ごとに同値性と条件を守ることで、余分な解や解の落としを防げます。
ここだけは押さえる4点
- 01
微分法で「不等式の証明」が問われ、未知量の値・範囲・解の個数を、同値変形と条件管理で決める型。
- 02
最初にすること:定義域と係数条件を書き標準形へ直す。
- 03
目標:条件を満たす解・範囲・個数まで、根拠をつないで示す。
- 04
見直し:「同値でない変形と不適解」という間違いがないか、元の条件へ戻って確かめる。
考え方がつながる例題3問
微分法の入口問題
関数f(x)=x³−3x²−9x+5の極大値と極小値、およびそのときのxを求めなさい。
ヒント・解説を見る
ヒントf'(x)=3(x−3)(x+1)です。
- f'(x)=3x²−6x−9=3(x−3)(x+1)より臨界点はx=−1,3。
- 符号は+,−,+と変わるのでx=−1で極大、x=3で極小。
- f(−1)=10、f(3)=−22。
答え極大値10(x=−1)、極小値−22(x=3)
確かめf'(-2)>0、f'(0)<0、f'(4)>0で符号変化が判定と一致します。
同じ問題を、定義から考える
【問題文をもう一度】関数f(x)=x³−3x²−9x+5の極大値と極小値、およびそのときのxを求めなさい。 この問題で使った「不等式の証明」の定義・性質を説明しなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント答えの計算ではなく、なぜその手順を使えるかを言葉にします。
- 導関数を求めてf'(x)=0を解く。
- 導関数の符号変化で極大・極小を判定する。
- 各xを元の関数へ代入する。
答え導関数の符号が正から負へ変わる点で極大、負から正へ変わる点で極小になります。
確かめ定義と最初の一手「定義域と係数条件を書き標準形へ直す」がつながっているか確認します。
問題文の条件へ答えを戻す
【問題文をもう一度】関数f(x)=x³−3x²−9x+5の極大値と極小値、およびそのときのxを求めなさい。 得た答えが、問題文のすべての条件を満たすことを確かめなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント「同値でない変形と不適解」が起きていないか、元の数・式・図へ戻します。
- 定義域と係数条件を書き標準形へ直す
- 符号は+,−,+と変わるのでx=−1で極大、x=3で極小。
- f(−1)=10、f(3)=−22。
- 答えを問題文の条件へ戻す
答え極大値10(x=−1)、極小値−22(x=3)
確かめf'(-2)>0、f'(0)<0、f'(4)>0で符号変化が判定と一致します。
基礎→標準→発展の3段階演習
【問題文】関数f(x)=x³−3x²−9x+5の極大値と極小値、およびそのときのxを求めなさい。
答えと解説
f'(x)=3(x−3)(x+1)です。 f'(-2)>0、f'(0)<0、f'(4)>0で符号変化が判定と一致します。
【同じ問題を説明する】関数f(x)=x³−3x²−9x+5の極大値と極小値、およびそのときのxを求めなさい。 計算前の判断を三つ、順番に書きなさい。
答えと解説
導関数の符号が正から負へ変わる点で極大、負から正へ変わる点で極小になります。
【同じ問題を検算する】関数f(x)=x³−3x²−9x+5の極大値と極小値、およびそのときのxを求めなさい。 「不等式の証明」の定義と問題文の条件を使って、答えが正しい理由を説明しなさい。
答えと解説
「同値でない変形と不適解」を避け、答えを元の条件へ戻すところまでが解答です。
間違いを、理由から直す
同値でない変形と不適解
答えだけを消してやり直すのではなく、最初の一手「定義域と係数条件を書き標準形へ直す」へ戻ります。条件を図・表・式へ書き直し、どの行で条件が失われたかを特定してください。
見直しの合言葉
入力の条件、途中の根拠、出力「条件を満たす解・範囲・個数」の三つがつながっているかを確認します。
よくある「なぜ?」
不等式の証明は何を覚えればよい?
答えの形だけでなく、「定義域と係数条件を書き標準形へ直す」という最初の判断と、その理由をセットで覚えます。
途中で分からなくなったら、どこへ戻る?
問題文の条件と、求めるものを分けて書きます。その後「「不等式の証明」または同じ条件が現れる」があるかを確認してください。
できたかどうかは、どう判断する?
初見の類題で初手を自分で選び、「同値でない変形と不適解」を避けて理由まで説明できれば合格です。