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数学II / 積分法 / 絶対値付き定積分

まず、この問題から。問題文0≤x≤1で、曲線y=xとy=x²で囲まれる部分の面積を求めなさい。

絶対値付き定積分

絶対値の中が0になる境界で式の形が変わる型。 最初の一手は「絶対値の中が0になる点を数直線に置く」。答えを出したら、「境界の等号と場合の重なり」という間違いがないかを確認します。

見抜き方
絶対値の中が0になる境界で式の形が変わる型。
最初の一手
絶対値の中が0になる点を数直線に置く
求めるもの
場合ごとの式・解・グラフ
典型的な罠
境界の等号と場合の重なり
到達レベル
教科書標準〜入試
記事状態
要点・例題・演習 公開済み
01 / QUICK ANSWER

30秒でわかる答え

絶対値の中が0になる点を数直線に置く

絶対値の中が0になる境界で式の形が変わる型。 最初の一手は「絶対値の中が0になる点を数直線に置く」。答えを出したら、「境界の等号と場合の重なり」という間違いがないかを確認します。

「絶対値付き定積分」または同じ条件が現れる式を簡単にする展開・因数分解・整理をする
02 / WHY?

なぜそうなる?

WHY

絶対値付き定積分では、なぜこの手順から始めるの?

計算の手順には、式が表す値を変えずに見やすい形へ直す役割があります。形を先に見抜くと、符号やかっこのミスを減らし、逆算でも確かめられます。

03 / CORE POINTS

ここだけは押さえる4点

  1. 01

    絶対値の中が0になる境界で式の形が変わる型。

  2. 02

    最初にすること:絶対値の中が0になる点を数直線に置く。

  3. 03

    目標:場合ごとの式・解・グラフまで、根拠をつないで示す。

  4. 04

    見直し:「境界の等号と場合の重なり」という間違いがないか、元の条件へ戻って確かめる。

04 / WORKED EXAMPLES

考え方がつながる例題3

例題 1 / まず解く

積分法の入口問題

0≤x≤1で、曲線y=xとy=x²で囲まれる部分の面積を求めなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント0≤x≤1ではx≥x²です。

  1. 面積S=∫₀¹(x−x²)dx。
  2. S=[x²/2−x³/3]₀¹。
  3. S=1/2−1/3=1/6。

答え1/6

確かめ被積分関数x−x²=x(1−x)は区間内で0以上なので、面積は正です。

例題 2 / 定義へ戻る

同じ問題を、定義から考える

【問題文をもう一度】0≤x≤1で、曲線y=xとy=x²で囲まれる部分の面積を求めなさい。 この問題で使った「絶対値付き定積分」の定義・性質を説明しなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント答えの計算ではなく、なぜその手順を使えるかを言葉にします。

  1. 区間内でどちらのグラフが上か確認する。
  2. 上の関数−下の関数を積分する。
  3. 面積が正になることを確かめる。

答え二曲線f(x)≥g(x)で囲まれる面積は∫{f(x)−g(x)}dxです。

確かめ定義と最初の一手「絶対値の中が0になる点を数直線に置く」がつながっているか確認します。

例題 3 / 検算する

問題文の条件へ答えを戻す

【問題文をもう一度】0≤x≤1で、曲線y=xとy=x²で囲まれる部分の面積を求めなさい。 得た答えが、問題文のすべての条件を満たすことを確かめなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント「境界の等号と場合の重なり」が起きていないか、元の数・式・図へ戻します。

  1. 絶対値の中が0になる点を数直線に置く
  2. S=[x²/2−x³/3]₀¹。
  3. S=1/2−1/3=1/6。
  4. 答えを問題文の条件へ戻す

答え1/6

確かめ被積分関数x−x²=x(1−x)は区間内で0以上なので、面積は正です。

05 / PRACTICE

基礎→標準→発展の3段階演習

Q1基礎

【問題文】0≤x≤1で、曲線y=xとy=x²で囲まれる部分の面積を求めなさい。

答えと解説
1/6

0≤x≤1ではx≥x²です。 被積分関数x−x²=x(1−x)は区間内で0以上なので、面積は正です。

Q2標準

【同じ問題を説明する】0≤x≤1で、曲線y=xとy=x²で囲まれる部分の面積を求めなさい。 計算前の判断を三つ、順番に書きなさい。

答えと解説
区間内でどちらのグラフが上か確認する。 → 上の関数−下の関数を積分する。 → 面積が正になることを確かめる。

二曲線f(x)≥g(x)で囲まれる面積は∫{f(x)−g(x)}dxです。

Q3発展

【同じ問題を検算する】0≤x≤1で、曲線y=xとy=x²で囲まれる部分の面積を求めなさい。 「絶対値付き定積分」の定義と問題文の条件を使って、答えが正しい理由を説明しなさい。

答えと解説
1/6。被積分関数x−x²=x(1−x)は区間内で0以上なので、面積は正です。

「境界の等号と場合の重なり」を避け、答えを元の条件へ戻すところまでが解答です。

06 / ERROR CLINIC

間違いを、理由から直す

境界の等号と場合の重なり

答えだけを消してやり直すのではなく、最初の一手「絶対値の中が0になる点を数直線に置く」へ戻ります。条件を図・表・式へ書き直し、どの行で条件が失われたかを特定してください。

見直しの合言葉

入力の条件、途中の根拠、出力「場合ごとの式・解・グラフ」の三つがつながっているかを確認します。

07 / QUESTIONS

よくある「なぜ?」

絶対値付き定積分は何を覚えればよい?

答えの形だけでなく、「絶対値の中が0になる点を数直線に置く」という最初の判断と、その理由をセットで覚えます。

途中で分からなくなったら、どこへ戻る?

問題文の条件と、求めるものを分けて書きます。その後「「絶対値付き定積分」または同じ条件が現れる」があるかを確認してください。

できたかどうかは、どう判断する?

初見の類題で初手を自分で選び、「境界の等号と場合の重なり」を避けて理由まで説明できれば合格です。