30秒でわかる答え
極限で「片側極限」が問われ、式・表・グラフを往復し、変化、交点、値域を判断する型。 最初の一手は「定義域と基準グラフの特徴点を置く」。答えを出したら、「定義域・目盛り・特徴点の漏れ」という間違いがないかを確認します。
なぜそうなる?
片側極限では、なぜこの手順から始めるの?
表・式・グラフは、同じ二つの数量の関係を別の見方で表したものです。三つを往復すると、計算だけでは見落とす変化や範囲を確かめられます。
ここだけは押さえる4点
- 01
極限で「片側極限」が問われ、式・表・グラフを往復し、変化、交点、値域を判断する型。
- 02
最初にすること:定義域と基準グラフの特徴点を置く。
- 03
目標:式・特徴点・変域・最大最小・グラフまで、根拠をつないで示す。
- 04
見直し:「定義域・目盛り・特徴点の漏れ」という間違いがないか、元の条件へ戻って確かめる。
考え方がつながる例題3問
極限の入口問題
極限 lim[x→0] sin(3x)/x を求めなさい。ただし角はラジアンとします。
ヒント・解説を見る
ヒントsin(3x)/x=3・sin(3x)/(3x)です。
- sin(3x)/x=3×sin(3x)/(3x)。
- x→0のとき3x→0。
- 基本極限より3×1=3。
答え3
確かめxを十分小さくするとsin(3x)≈3xなので、比は3に近づきます。
同じ問題を、定義から考える
【問題文をもう一度】極限 lim[x→0] sin(3x)/x を求めなさい。ただし角はラジアンとします。 この問題で使った「片側極限」の定義・性質を説明しなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント答えの計算ではなく、なぜその手順を使えるかを言葉にします。
- 基本極限sin t/t→1の形を作る。
- t=3xと置く。
- 外に出した定数3を掛ける。
答えラジアンではlim[t→0] sin t/t=1が成り立ちます。
確かめ定義と最初の一手「定義域と基準グラフの特徴点を置く」がつながっているか確認します。
問題文の条件へ答えを戻す
【問題文をもう一度】極限 lim[x→0] sin(3x)/x を求めなさい。ただし角はラジアンとします。 得た答えが、問題文のすべての条件を満たすことを確かめなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント「定義域・目盛り・特徴点の漏れ」が起きていないか、元の数・式・図へ戻します。
- 定義域と基準グラフの特徴点を置く
- x→0のとき3x→0。
- 基本極限より3×1=3。
- 答えを問題文の条件へ戻す
答え3
確かめxを十分小さくするとsin(3x)≈3xなので、比は3に近づきます。
基礎→標準→発展の3段階演習
【問題文】極限 lim[x→0] sin(3x)/x を求めなさい。ただし角はラジアンとします。
答えと解説
sin(3x)/x=3・sin(3x)/(3x)です。 xを十分小さくするとsin(3x)≈3xなので、比は3に近づきます。
【同じ問題を説明する】極限 lim[x→0] sin(3x)/x を求めなさい。ただし角はラジアンとします。 計算前の判断を三つ、順番に書きなさい。
答えと解説
ラジアンではlim[t→0] sin t/t=1が成り立ちます。
【同じ問題を検算する】極限 lim[x→0] sin(3x)/x を求めなさい。ただし角はラジアンとします。 「片側極限」の定義と問題文の条件を使って、答えが正しい理由を説明しなさい。
答えと解説
「定義域・目盛り・特徴点の漏れ」を避け、答えを元の条件へ戻すところまでが解答です。
間違いを、理由から直す
定義域・目盛り・特徴点の漏れ
答えだけを消してやり直すのではなく、最初の一手「定義域と基準グラフの特徴点を置く」へ戻ります。条件を図・表・式へ書き直し、どの行で条件が失われたかを特定してください。
見直しの合言葉
入力の条件、途中の根拠、出力「式・特徴点・変域・最大最小・グラフ」の三つがつながっているかを確認します。
よくある「なぜ?」
片側極限は何を覚えればよい?
答えの形だけでなく、「定義域と基準グラフの特徴点を置く」という最初の判断と、その理由をセットで覚えます。
途中で分からなくなったら、どこへ戻る?
問題文の条件と、求めるものを分けて書きます。その後「「片側極限」または同じ条件が現れる」があるかを確認してください。
できたかどうかは、どう判断する?
初見の類題で初手を自分で選び、「定義域・目盛り・特徴点の漏れ」を避けて理由まで説明できれば合格です。