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数学A / 確率 / 確率と標本空間

まず、この問題から。問題文袋に赤玉3個、青玉2個があります。袋をよく混ぜ、どの玉も同様に確からしく選ばれるものとします。玉を戻さずに2個続けて取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。

確率と標本空間

起こり得る結果全体を、同じ粒度で定義する型。 最初の一手は「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」。答えを出したら、「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」という間違いがないかを確認します。

見抜き方
起こり得る結果全体を、同じ粒度で定義する型。
最初の一手
1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する
求めるもの
標本空間と事象の要素数
典型的な罠
同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える
到達レベル
基礎〜教科書標準
記事状態
要点・例題・演習 公開済み
01 / QUICK ANSWER

30秒でわかる答え

1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する

起こり得る結果全体を、同じ粒度で定義する型。 最初の一手は「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」。答えを出したら、「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」という間違いがないかを確認します。

「確率と標本空間」または同じ条件が現れる何通り・確率を求める少なくとも・ちょうどを含む
02 / WHY?

なぜそうなる?

WHY

確率と標本空間では、なぜこの手順から始めるの?

確率の分母と分子は、同じ基準で区別した結果を数える必要があります。最初に標本空間を決めると、漏れと重複を同時に防げます。

03 / CORE POINTS

ここだけは押さえる4点

  1. 01

    起こり得る結果全体を、同じ粒度で定義する型。

  2. 02

    最初にすること:1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する。

  3. 03

    目標:標本空間と事象の要素数まで、根拠をつないで示す。

  4. 04

    見直し:「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」という間違いがないか、元の条件へ戻って確かめる。

04 / WORKED EXAMPLES

考え方がつながる例題3

例題 1 / まず解く

確率の入口問題

袋に赤玉3個、青玉2個があります。袋をよく混ぜ、どの玉も同様に確からしく選ばれるものとします。玉を戻さずに2個続けて取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント1回目は3/5、赤を引いた後の2回目は2/4です。

  1. 1回目が赤の確率は3/5。
  2. その後、残り4個中赤は2個なので2回目も赤の確率は2/4。
  3. (3/5)×(2/4)=6/20=3/10。

答え3/10

確かめ組合せでも赤2個の選び方3C2÷全2個の選び方5C2=3/10です。

例題 2 / 定義へ戻る

同じ問題を、定義から考える

【問題文をもう一度】袋に赤玉3個、青玉2個があります。袋をよく混ぜ、どの玉も同様に確からしく選ばれるものとします。玉を戻さずに2個続けて取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。 この問題で使った「確率と標本空間」の定義・性質を説明しなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント答えの計算ではなく、なぜその手順を使えるかを言葉にします。

  1. 1回目に赤を引く確率を求める。
  2. 赤を1個引いた後の袋の中身を更新する。
  3. 連続して起こる確率を掛ける。

答え戻さずに取り出すと2回目の標本空間が変わるため、条件付き確率を掛けます。

確かめ定義と最初の一手「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」がつながっているか確認します。

例題 3 / 検算する

問題文の条件へ答えを戻す

【問題文をもう一度】袋に赤玉3個、青玉2個があります。袋をよく混ぜ、どの玉も同様に確からしく選ばれるものとします。玉を戻さずに2個続けて取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。 得た答えが、問題文のすべての条件を満たすことを確かめなさい。

ヒント・解説を見る

ヒント「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」が起きていないか、元の数・式・図へ戻します。

  1. 1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する
  2. その後、残り4個中赤は2個なので2回目も赤の確率は2/4。
  3. (3/5)×(2/4)=6/20=3/10。
  4. 答えを問題文の条件へ戻す

答え3/10

確かめ組合せでも赤2個の選び方3C2÷全2個の選び方5C2=3/10です。

05 / PRACTICE

基礎→標準→発展の3段階演習

Q1基礎

【問題文】袋に赤玉3個、青玉2個があります。袋をよく混ぜ、どの玉も同様に確からしく選ばれるものとします。玉を戻さずに2個続けて取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。

答えと解説
3/10

1回目は3/5、赤を引いた後の2回目は2/4です。 組合せでも赤2個の選び方3C2÷全2個の選び方5C2=3/10です。

Q2標準

【同じ問題を説明する】袋に赤玉3個、青玉2個があります。袋をよく混ぜ、どの玉も同様に確からしく選ばれるものとします。玉を戻さずに2個続けて取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。 計算前の判断を三つ、順番に書きなさい。

答えと解説
1回目に赤を引く確率を求める。 → 赤を1個引いた後の袋の中身を更新する。 → 連続して起こる確率を掛ける。

戻さずに取り出すと2回目の標本空間が変わるため、条件付き確率を掛けます。

Q3発展

【同じ問題を検算する】袋に赤玉3個、青玉2個があります。袋をよく混ぜ、どの玉も同様に確からしく選ばれるものとします。玉を戻さずに2個続けて取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。 「確率と標本空間」の定義と問題文の条件を使って、答えが正しい理由を説明しなさい。

答えと解説
3/10。組合せでも赤2個の選び方3C2÷全2個の選び方5C2=3/10です。

「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」を避け、答えを元の条件へ戻すところまでが解答です。

06 / ERROR CLINIC

間違いを、理由から直す

同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える

答えだけを消してやり直すのではなく、最初の一手「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」へ戻ります。条件を図・表・式へ書き直し、どの行で条件が失われたかを特定してください。

見直しの合言葉

入力の条件、途中の根拠、出力「標本空間と事象の要素数」の三つがつながっているかを確認します。

07 / QUESTIONS

よくある「なぜ?」

確率と標本空間は何を覚えればよい?

答えの形だけでなく、「1結果をどう区別するか決め、全結果を列挙する」という最初の判断と、その理由をセットで覚えます。

途中で分からなくなったら、どこへ戻る?

問題文の条件と、求めるものを分けて書きます。その後「「確率と標本空間」または同じ条件が現れる」があるかを確認してください。

できたかどうかは、どう判断する?

初見の類題で初手を自分で選び、「同様に確からしくない結果を同じ1通りと数える」を避けて理由まで説明できれば合格です。