30秒でわかる答え
底と真数の条件を保ち、単調性で大小を扱う型。 最初の一手は「底>0・底≠1・真数>0を書く」。答えを出したら、「底が1未満のときの不等号と真数条件」という間違いがないかを確認します。
なぜそうなる?
対数微分法では、なぜこの手順から始めるの?
計算の手順には、式が表す値を変えずに見やすい形へ直す役割があります。形を先に見抜くと、符号やかっこのミスを減らし、逆算でも確かめられます。
ここだけは押さえる4点
- 01
底と真数の条件を保ち、単調性で大小を扱う型。
- 02
最初にすること:底>0・底≠1・真数>0を書く。
- 03
目標:条件を満たす値・範囲・グラフまで、根拠をつないで示す。
- 04
見直し:「底が1未満のときの不等号と真数条件」という間違いがないか、元の条件へ戻って確かめる。
考え方がつながる例題3問
微分法の入口問題
関数f(x)=x²eˣについて、x=1における接線の方程式を求めなさい。
ヒント・解説を見る
ヒントf'(x)=eˣ(x²+2x)です。
- f'(x)=2xeˣ+x²eˣ=eˣ(x²+2x)。
- f(1)=e、f'(1)=3e。
- 接線はy−e=3e(x−1)、すなわちy=3ex−2e。
答えy=3ex−2e
確かめx=1を代入するとy=eで接点(1,e)を通り、傾きは3eです。
同じ問題を、定義から考える
【問題文をもう一度】関数f(x)=x²eˣについて、x=1における接線の方程式を求めなさい。 この問題で使った「対数微分法」の定義・性質を説明しなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント答えの計算ではなく、なぜその手順を使えるかを言葉にします。
- 積の微分法で導関数を求める。
- x=1での点と傾きを計算する。
- 点傾きの式へ代入する。
答え積の微分は(uv)'=u'v+uv'、x=aでの接線はy−f(a)=f'(a)(x−a)です。
確かめ定義と最初の一手「底>0・底≠1・真数>0を書く」がつながっているか確認します。
問題文の条件へ答えを戻す
【問題文をもう一度】関数f(x)=x²eˣについて、x=1における接線の方程式を求めなさい。 得た答えが、問題文のすべての条件を満たすことを確かめなさい。
ヒント・解説を見る
ヒント「底が1未満のときの不等号と真数条件」が起きていないか、元の数・式・図へ戻します。
- 底>0・底≠1・真数>0を書く
- f(1)=e、f'(1)=3e。
- 接線はy−e=3e(x−1)、すなわちy=3ex−2e。
- 答えを問題文の条件へ戻す
答えy=3ex−2e
確かめx=1を代入するとy=eで接点(1,e)を通り、傾きは3eです。
基礎→標準→発展の3段階演習
【問題文】関数f(x)=x²eˣについて、x=1における接線の方程式を求めなさい。
答えと解説
f'(x)=eˣ(x²+2x)です。 x=1を代入するとy=eで接点(1,e)を通り、傾きは3eです。
【同じ問題を説明する】関数f(x)=x²eˣについて、x=1における接線の方程式を求めなさい。 計算前の判断を三つ、順番に書きなさい。
答えと解説
積の微分は(uv)'=u'v+uv'、x=aでの接線はy−f(a)=f'(a)(x−a)です。
【同じ問題を検算する】関数f(x)=x²eˣについて、x=1における接線の方程式を求めなさい。 「対数微分法」の定義と問題文の条件を使って、答えが正しい理由を説明しなさい。
答えと解説
「底が1未満のときの不等号と真数条件」を避け、答えを元の条件へ戻すところまでが解答です。
間違いを、理由から直す
底が1未満のときの不等号と真数条件
答えだけを消してやり直すのではなく、最初の一手「底>0・底≠1・真数>0を書く」へ戻ります。条件を図・表・式へ書き直し、どの行で条件が失われたかを特定してください。
見直しの合言葉
入力の条件、途中の根拠、出力「条件を満たす値・範囲・グラフ」の三つがつながっているかを確認します。
よくある「なぜ?」
対数微分法は何を覚えればよい?
答えの形だけでなく、「底>0・底≠1・真数>0を書く」という最初の判断と、その理由をセットで覚えます。
途中で分からなくなったら、どこへ戻る?
問題文の条件と、求めるものを分けて書きます。その後「「対数微分法」または同じ条件が現れる」があるかを確認してください。
できたかどうかは、どう判断する?
初見の類題で初手を自分で選び、「底が1未満のときの不等号と真数条件」を避けて理由まで説明できれば合格です。